全国小中学生プログラミング大会は、2014年から毎年開催されている日本で最も古い歴史を持つ全国規模の生徒・児童向けの、自らのアイデアを、プログラミング技術で表現する作品提出型コンテストです。

全国小中学生プログラミング大会

全国小中学生プログラミング大会への参加に向けて、作品制作を開始いたしました。今年は、JR高槻駅前教室、和泉中央駅前教室、JR高槻駅前教室、阪急富田駅前教室の4教室から、合わせて5名の生徒が参加します。

9月の作品応募に向けて約1年をかけて作品作りを行います。

作品制作に向けた準備をスタート

Scratchを使用して1人につき1つの作品を、1年かをけて作ってもらいます。1年というと果てしない時間のように感じますが、時間というのは意外とすぐに過ぎてしまいます。教室に通って制作を進める生徒の場合、1か月のうちで作業できる時間が限られています。しっかりと計画的に作品作りを進めてもらうため、参加メンバーには自分の作品の企画書と、1年間の制作スケジュールを立ててもらいました。生徒達には、自分の作ったスケジュールを確認しながら、計画に遅れが無いかの管理もしつつ作品作りをしてもらいます。

月1回のチームミーティングを実施

毎月のチームミーティングにて、それぞれの進捗確認を行っています。困ったことなどがあれば、チームメンバーに意見をもらうなど相談できる機会にもなっています。

10月に行われた、2教室合同のオンラインミーティングでは、企画書と制作スケジュールを、ひとりひとり自分の言葉で発表してもらいました。
それぞれ自分のアイディアや、がこだわりのポイント、また悩んでいることなどを伝えてもらい、それに対してチームメンバーが「こうしたらいいんじゃないか」「こんな風にしたらもっとおもしろいのでは?」など提案したりなど、意見交換をする時間になりました。

昨年も参加した経験者の生徒からは、取り組みに対する注意点や心構えなども共有してもらえて、チーム一丸となって取り組んでいくというモチベーションアップにつながっています。

作品応募までの今後の流れについて

生徒たちは8月の応募に向けて、各自のスケジュールに則って作品作りを進めていきます。またをしつつ、作品の完成を目指していきます。

こちらのページでは、生徒の様子や製作途中の作品なども含めて1年を通してご紹介してまいります。ぜひ楽しみにお待ちください。

U-22プログラミングコンテスト2022 

2022年のコンテストでは、和泉中央駅前教室の生徒がチームを組んでコンテストに挑戦しました。応募作品について、参加者のIくんとYくんからのプレゼン内容をご紹介いたします。

応募作品「救星主」コンセプト

チームで制作するゲームを考えたときに、育成シミュレーションゲームを作ろうと決めました。題材としては近年話題になっているSDGsをテーマにすることにしました。

あまり関心のなかった地球環境問題について考える機会にしたいと思い、そしてプレイする人たちにも考える機会になればと思いました。

作品アピール

Iくん担当ブロックについて▽

問題の回答に関するプログラムが一番難しかったです。
一度間違えると、次の問題の正解がその問題でも正解となってしまったりしていましたが、リストで正解を管理させることによって間違った判定をなくすことができました。
工夫したところは、一つの地域をクリアするとその次の地域が解放されるところです。
変数を使ってその地域のクイズ、バトルの進行度を管理してその地域のすべてをクリアしたら次の地域が解放されるようにしました。


Yくん担当ブロックについて▽

最後のムービーは、動かすのはもちろんですが、セリフを考えるのが一番大変でした。
自分が工夫したところは、最後のムービーと魔法です。魔法は全部頑張りましたが、特に「サンダー」の魔法を頑張りました。魔法のエフェクトにはかなりこだわって作りました。
終わったときは一個一個すごい達成感があってゲームクリアした時みたいな感じになりました。


講師より▽

今回はチーム戦で参加したメンバーが「チームでやることで、僕ができないようなこともやってもらえたことで、この作品ができたと思います。」と普段の授業にはない経験をできる機会となりました。
2024年開催コンテストにはみんな集って新しい挑戦をしてくれることを期待しています!